六甲山横断

六甲山横断

六甲山地域の地名で紹介した『六甲山の山名をめぐって』の 巻末からの転載です。ご参照下さい。

六甲山横断
2000年5月21日(日)(晴れ一時曇)単独(17~23℃)
 最後に、少々マニアックだと思われそうだが、かなり以前に筆者が歩いた一コースを紹介したい。安全を第一に、参考にして欲しい。一九九八年十一月四日、一九九九年五月一四日の中途断念に続いて、三度目の挑戦であった。
六甲山横断:二〇〇〇年五月二十一日(日)(晴れ一時曇)単独(17~23℃)
【コース】阪急芦屋川駅―鷹尾山―高座の滝―芦屋地獄谷―Aケン―Bケン―ピラーロック―芦屋地獄谷―風吹岩―中央稜道―奥高座の滝分岐―荒地山第二砂防ダム―キャッスルウォール付近―荒地山―中央稜道―雨ヶ峠―東お多福山―土樋割峠―蛇谷北山―石の宝殿―おこもり谷―黒岩谷―一軒茶屋―六甲最高峰―白石谷―百間滝―似位滝―百間滝―紅葉谷道―蜘蛛滝―七曲滝―蟇滝―紅葉谷道―白石谷出合―紅葉谷出合―湯槽谷出合―湯槽谷峠―有馬三山―有馬温泉
阪急芦屋川駅(30m) = 06:50
  柔らかな朝の陽光。新緑が鮮やかだ。
  瀬音に、水量が多いのに気づく。
  一時的ではあったけれど、昨夜の雷をともなった
  激しい雨のせいかもしれない。
高座の滝・ロックガーデン分岐(100m) = 07:05
  標識の「城山(鷹尾山)を経て荒地山」
  の方に向かって、右に折れる。
城山・鷹尾山登山口
  山道に入る。木陰の道は、涼しく、
  淡紅紫色をしたモチツツジ
  (あるいは紅紫色をしたコバノミツバツツジ)が
  目にはいる。しめった道を踏みしめる。
  早朝登山の女性と挨拶を交わす。
城山(263m) = 07:27~07:32
  中高年男性二人がベンチに座って、
  海を眺めながら、話をしていた。挨拶をする。
  突然、木の名前を聞かれる。
  アセビですかと答える。
  ニセアカシア(ハリエンジュ)だという。
  谷間に見られるのは、そうだという。
  明治初期に日本に治山のために移入されたが、
  その名残なのかも知れない。
高圧電線鉄塔(260m) = 07:34
鷹尾山(272m)= 07:36
  岩。馬の背のとっかかりになる。
  前方に荒地山が見える。
荒地山分岐 = 07:40
   高座の滝へ下る。
高座の滝 = 07:49~07:54
  人が多い。護摩堂の後に不動明王が
  祀られており、その左の平成十一年に
  新築された堂宇には神変大菩薩が祀られている。
梅谷砂防ダム上 = 07:56
(地獄谷)
  水量が少し多く、滑りやすい。
  ミニ・沢登り。水に濡れるのが
  苦手な人は脇道を歩く。
  三段の滝、赤い滝、二段の滝など
  小さな段差も含めて七ヶ所を越え、
  最後が梅谷第二砂防ダムの右手前にある
  小便滝である。
小便滝 = 08:11~08:14
分岐 = 08:16
  右は谷を回る。左上へ。
分岐 = 08:17
  左は堰堤を越えて、地獄谷の遡上。右上へ。
Aケン上 = 08:20
Aケン下 = 08:22
Bケンへの標示 = 08:27
Bケン = 08:34
ピラーロック = 08:39
  東の中央陵道ではなく、
  西に下って再び地獄谷に入る。
地獄谷 = 08:44
分岐 = 08:45
   右へ。
風吹岩(437m) = 08:58~09:08
   軽食・休憩。中央稜道を南へ。
奥高座への分岐 = 09:10
荒地山第二砂防ダム = 09:17
キャッスルウォール付近・西壁下部 = 09:24
取り付き = 09:25
  ほぼ垂直な岩壁を登る。
  苦手な人は左のブッシュを登る。
キャッスルウォール付近・西壁上部 = 09:33~09:36
  景色は抜群である。東に進む。
分岐
  荒地山への道に出合う。左へ。
岩梯子下部 = 09:42
七右衛門嵓 = 09:46
テラス = 09:55
台地 = 09:57
  岩場が終わり、山道へ。
  灌木帯の中に入ると、朱赤色をした
  ヤマツツジが現れる。
ゴルフ場芦有ゲート分岐 = 10:03
荒地山(549m) = 10:05
  ひんやりして、涼しい。
大谷乗越(大谷・芦有ゲート分岐)
なかみ山 = 10:12
中央稜道出合 = 10:20
  道には水たまりができていて、
  ぬかるんでもいる。
芦屋ゲート奥池分岐 = 10:25
ゴルフ場南ゲート = 10:29
ゴルフ場北ゲート = 10:35
雨ヶ峠 = 10:45~10:57
  早い昼食。
四等三角点(621.2m) = 10:59
  点名・雨ヶ峠。
東お多福山(697m) = 11:12~11:13
  下りに入ると、ヤマツツジが道の両脇に
  咲いていて、つい足を止めがちになる。
土樋割峠(620m) = 11:23
蛇谷北山(840m) = 11:45~11:48
  刈り込んであって、南の展望がよい。
  シロヤシオが咲いているのに気がつく。
  そして少し下ると今度は、
  今にも咲きそうな赤いつぼみのヤマツツジ。
  時には、ニセアカシアの白い小さな花の
  ばらまかれた道の上を歩く。
石の宝殿 = 12:03~12:06
  神社の下の広場。時間があれば、
  立ち寄るも良し。縦走路に沿って歩き、
  トンネルの手前で左に入る。
鉢巻山トンネル東口手前 = 12:08
  尾根に沿って歩き、左の分岐道に下っていく。
(おこもり谷)
  ヤブツバキ。げー、げろげろと鳴く蛙の声。
黒岩谷出合 = 12:23
(黒岩谷)
堰堤
堰堤
連続した堰堤 = 12:35
  古い堰堤を越えたところ、新しい堰堤が
  ある。ロープを頼りに登る。
縦走路出合 = 12:46
  舗装道路の照り返しが暑い。
  しかし平坦な道は楽だ。
魚屋道分岐 = 12:49
  一軒茶屋。
六甲山最高峰(931.1m) = 12:55~12:57
一軒茶屋 = 13:02~13:14
  キツネうどんに玉子入りを注文。
吉高神社(現在はない) = 13:18
(白石谷)
白石第五砂防ダム上部 = 13:30
大安相滝(5m)下部 = 13:35
  右岸のロープを利用して下り、
  左岸沿いに下る。
白竜滝(10m)下部 = 13:46
  堰堤を左岸に高巻いて、ロープを
  使って、一気に下る。次の堰堤の前を
  少し戻ったところを左に取り付く。
白石滝(5m)下部 = 14:08
  ここから左に向かう。薄暗く、
  上流から涼しい風が頬をなでる。
屏風滝上部 = 14:15
百間滝(20m)下部 = 14:20
  有馬で有数の滝である。
似位滝(10m)下部 = 14:22
百間滝下部 = 14:24~14:34
  軽食。
紅葉谷道出合(666m) = 14:42
  紅葉谷道を少し南へ行くと、
  紅葉谷に下る道がある。
  雑草で、気をつけなければ
  見落としてしまう。
紅葉谷下り口 = 14:43
  崩れかけた道などに注意しながら下る。
蜘蛛滝 = 14:53
  右岸沿いに下る。
分岐 = 14:58
  七曲滝往復。右へ。
七曲滝 = 15:00
  真下から見上げる七曲滝は、
  百間滝に劣らず、迫力のある
  素晴らしい滝である。
分岐 = 15:02
  崩れかかった道にロープ。
蟇滝 = 15:05
紅葉谷道出合 = 15:06
  ここから有馬までは、ひたすらがんばるだけ。
白石谷出合 = 15:10
紅葉谷出合 = 15:12
湯槽谷出合 = 15:17
  出合に下り、湯槽谷峠に向かう。
  正面に白い太陽。まだ陽は高い。
(湯槽谷)
湯槽谷峠 = 15:43~15:46
  有馬三山の縦走になる。
高尾山分岐 = 15:53~15:54
湯槽谷山(801m) = 15:58~16:00
紅葉谷分岐 = 16:17
灰形山(619m) = 16:26~16:28
  ヤセ尾根の手前辺りから、
  右手に有馬の町が間近に見え、
  テニスコートからボールのはじく音、
  声が聞こえてくる。左手は、太陽が
  まだ高い。岩尾根を越えて行く。
  モチツツジとシロヤシオが美しい。
有馬温泉分岐 = 16:46
分岐 = 16:49
  高丸山尾根を経て有野団地の分岐。
落葉山(532.9m) = 16:52~16:56
  四等三角点。妙見寺。後は下るだけ。
  水を全部飲んでしまう。
  シャガの咲く参道を下る。
  時々、石仏を見やりながら。
妙見山参詣口 = 17:12~17:19
  有馬温泉観光総合案内所に入り、
  受付の女性が三人ほどいたが、
  写真を撮ってくれるように頼む。
有馬温泉会館 = 17:20
 全行程10時間30分。うち歩行時間は9時間2分、休憩は1時間28分であった。 なお二度目の六甲山横断は、二〇〇三年四月六日で、全行程10時間14分。うち歩行時間は8時間36分であった。